早稲田大学建築学科 講義「設計演習B/C」の作品アーカイブ

2014年5月11日日曜日

1X13A118 中田 大智 A+++






ケント紙で作られた箱の外側に市松模様のように丁寧に並べられた爪楊枝の頭が、障子のような光のフィルター効果をもたらす。箱の中では、かすかに楊枝のフォルムを残した影が浮かんだり消えたりしながら、空間に光の表情を与えている。床に敷かれたアルミのシートにぼんやりとうつる小さなラインの整列は、繊細で、奥行き感と心地よいリズムを生んでいる。作者の独特な世界を作り上げた美しい作品。(安東)

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