早稲田大学建築学科 講義「設計演習B/C」の作品アーカイブ

2014年6月14日土曜日


1X13A074 嶋田 里英 A++













「されるがまま」
 手で氷を掴み、次第に溶けて縮んでゆく様態を描いている。氷が手によって拘束され、移ろう様を丹念に描いている点で好印象である。敢えて溶けた水の滴りを描かないことで氷の個体としての形態変化に表現がフォーカスされているのもいいが、しかし握っている本人の手にもう少し表情がつくと、作品の主体である氷が「されるがまま」に消滅していくストーリーとして豊かになったのではないだろうか・・・。(三角)

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