早稲田大学建築学科 講義「設計演習B/C」の作品アーカイブ

2014年6月2日月曜日

B4 第四課題 「からっぽ」「あふれる」「ちょうどいい」

出題:伊原

ある朝のテーブル。そこに並ぶ朝食と飲み物。
量や品数は適量か、皿がテーブルを占める割合は心地よいかなど、
その日の体調や気分で感じ方は異なるものである。

水彩画を描く時、
気持ちを新たに真っ白いキャンバスに向かうと、
その時に書き手が心地よいと感じた濃淡や輪郭が、
キャンバスに書き加え、もしくは上塗りしながら表現されていく。

物事の心地よく感じる程度は、必ずしも一定でなく、
からっぽもしくはあふれる位がちょうどいいときもある。
デザインにはそのような差し引きがある。

日常の中に、
「からっぽ、あふれる、ちょうどいい」と思う事柄を、
いくつか探してほしいと思う。なるべく一つの事柄について、
それらすべての状況が存在するものが理想である。

「からっぽ」「あふれる」「ちょうどいい」
それぞれの自分なりの心地よさ。
それぞれの状態をすべて、ドローイングとして表現して欲しい。
からっぽ、あふれる、ちょうどいい。


出題  | 14/05/14    
提出  | 14/05/21 (13:30 厳守)    
講評  | 14/05/28  
提出物 | ドローイング 275mm×275mm  
提出枚数| 表紙+枚数3枚以上(上限無し)
材料など| 特に制約なし。
      制作者の常識に委ねる。

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