早稲田大学建築学科 講義「設計演習B/C」の作品アーカイブ

2014年10月30日木曜日


1X13A112 津島 英征 A+++












 「推理小説」
 透明フィルムに印刷された乱歩の小説。表紙と最後のページのみ濃く印刷を施すことで、めくるごとに結末が浮かび上がる。素材を変換することで生まれる驚きを推理小説の「形のないわくわく感の視覚化」を通して表現されている。
 フィルムの積層が、本来の本の持つ厚みを消失することで、また文字の視覚的な積層に置き変わる。秀逸な作品。(伊原)

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