早稲田大学建築学科 講義「設計演習B/C」の作品アーカイブ

2014年12月11日木曜日


1X13A189 渡辺 颯 A++

 



 二本のネジ釘で宙に浮いた偏平な三角柱。同質の白い大地にかすかな影をおとしている。周囲にこの無感覚な構成を見守る些少な樹木の並置。おそらく、すべてを白く塗られたものの在り様を背景化することと「こびとのいえ」が連関してくると読みたく思う。磁石の斥力が三角柱の立体を押し上げてくるのは、感性の付加だろう。(入江)

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